人質になります!と意気込んだものの、これって全然人質の扱いじゃないですよね?


 ところがメリー伯母さんは違った。

 そして、石化の進行を劇的に遅らせるハーブを発見するに至ったのだ。

 次の目標は、石化を解いて元に戻す方法を見つけることなんだって。

 そういえば、メリー伯母さんも前・族長の娘だったなってことに思い当たる。

 石化病が不治の病ではなくなる日も近いかも?


 メリー伯母さんの家を出て、また北の山を眺めた。

 日に何度も見る。外に出たら取り敢えず見ている。

 ドラゴンがゆったりと這う姿も、炎を吐く姿も、砲弾で攻撃されている姿も見慣れてきていた。

 その私が、どうも様子がおかしいと感じた。

 目を凝らすと、のけ反ったドラゴンの身体がキラキラ光った。

 すぐにピンときた。

 矢だ、矢が反射して光ったんだ! それ以外に考えられない。