斧みたいにたたいて作る鍛造とは違って短時間でできるのだ。
鋳型だって、もしもに備えて量産できるようにたくさんある。
「おおう、本職の俺に任せとけ!」
「リリーの出番なんてないくらい、がんばってやるよ」
みんなそう言いつつも、私には成型したあとで研磨する仕事を与えてくれた。
私が一緒に働きたいと思ってることも、仲間はずれにされたら寂しがるのも、よーく知ってるから!
「今日中に型に流し込むところまでやっておこう。炉はまだ燃えてるよな?」
「鋳型を準備する班と、材料を溶かす班に分かれるか」
「鋳型はずいぶん使ってないのもあるから、しっかり点検してから使えよー」
みんな仕事が早い!
武器防具の修繕をしていた職人を除いて、全員が気持ちがいいくらいテキパキと動いてくれた。



