地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】


「桃子が住んでた場所だ。」


黒神達は桃子が住んでいたあの家へ向かう。
 

「でもどうして今頃、母親が連れ去るんでしょう·····」


青葉は疑問だった。

母親も父親も、残念だが桃子を可愛がっていなかった。


それなのにどうして今頃·····わざわざ誘拐してまで桃子を連れ去るのか。


「考えるのはあとだ。今はももを連れ戻す。ももはあそこにいたらだめだ。取り敢えず今はももを」


黒神は今は一刻も早く桃子を、あの場所から助け出す事が最優先だと考えていた。

しばらく車を走らせ、数台の車が桃子の家に止まる。