地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】


青葉はその様子を見て、ティッシュの箱を黒神に渡す。


黒神は数枚とって


「もも、鼻チンしろ」


と言って桃子の鼻に当てて鼻水をとってあげる。


まるで親が子供にするように。
桃子はこういうのも初めてだろう。


やっと子供っぽいところを見れた気がする。


黒神、白洲、赤宮、青葉、4人は桃子をもう二度とこんな目に合わせないと心に誓う。


桃子は初めていっぱい喋って、泣いて、疲れたのだろう。黒神の腕の中でぐっすり眠ってしまった。


初めて感じる人の体温が心地よかったのだろう。