「·····かと思ったら、寝ることが好きで、寝起きは寝ぼけてめっちゃ甘えてくるし、熱が出た時もめっちゃ甘えてくるし、普段は全然甘えねぇくせに、そういう時だけ子供っぽく甘えてくるのもほんとめっちゃ可愛い。
そうゆうとこを見せればいい。強いとこも、弱いとこも、全部!!
そしたらすぐに仲良くなれる。
·····でも、最後のはあんま見せるなよ。特に男には!」
「·····フフ、ぅん·····。スンッ、これ、貸してあげる。今まで撮ったやつ」
そう言って渡してきたのは黒神があげてからずっと、桃子がいつも持っていたカメラだった。
「いいのか?」
「うん、貸すだけ。また会った時に返して?」
「分かった。」
黒神は桃子からカメラを受け取る。


