地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】


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「っそんなの言葉にしないとわからないわよ!」

「言わせねーようにしたのは、あんただろ!あんたももに喋らねーように言ってただろ?」

「っ·····」

「あんたそれでも親かよ」

「·····っこれからはちゃんと見るわ!」


「これから?これからがあると思ってんのか?

あんた一度でも、ももの名前呼んだことあるのか?

さっきからずっと名前を口にしないあんたに、見てわかんのか?ももが苦しい時、辛い時、泣きたい時、お前はももの、ちょっとした変化に気づいてやれるのか?」


「·····ッ」