地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】


数分しても桃子の姿は見えない。

他のメンバーからも連絡はない。

どこのトイレも混んでいる。もう少し待ってみるか、そう思った時、駐車場で待機していた部下から連絡が。


「黒神さんッ、桃子さん今そちらにいますか?」


少し焦ったように聞く。


「いや·····はぐれた」


そう答えると部下は


「今桃子さんらしき女の子が車に連れ込まれて·····遠目で、本当に桃子さんかわからなくて、助けようにも、距離が·····」

「っ!すぐそっちに行くッ!すぐ出れるようにしとけ」

そのあとすぐに他のメンバーにも伝え、駐車場で合流し、車を出した。


しかし、どこに行けばいいのか·····