距離も少し離れているし普通ならわかるはずがないのに、なぜかわかってしまった。 『その男達から離れなさい。』と。 そのまま桃子達を通り過ぎてその人物はどこかに行ってしまった。 「、っ!今誰かいたか?」 「え?誰かって?」 「いや、今視線が·····」 「え?」 「·····一応部下には注意するように言っとくね」 「あぁ·····」 黒神は辺りを見回すが、特に怪しい人物は居ない。 自分の気のせいなのか、ここで立ち止まると周りの邪魔になるので足は止めることなく先へすすむ。