「───っ」

『どうしておねえちゃんだけ生きてるの?』

『どうしておねえちゃんだけ楽しそうなの?』

『どうしておねえちゃんだけ暖かい布団で寝てるの?』

『どうしておねえちゃんだけ美味しいご飯をお腹いっぱい食べてるの?』

『ねぇ、どうして?どうしてなの?』


どんどん、どんどん質問んが飛んでくる。

初めて会った日の時のように。


「っ!·····ハっ、ハっ、はっ·····」


目を覚ますと寝汗で服がびっしょりになっていた。
手汗もすごい。