──10年前 「オギャーーーッギャーー」 「おめでとうございます!男の子と女の子ですよ!」 「お、男の子·····よかった·····」 そう安心した矢先、 (ピッーーピッーーピッーー) 何かを知らせるアラームがなった。 「な、なに?どうしたんですか?」 桃子の母親は何が起こったのかわからなくて意識朦朧としながら助産師に聞くが、慌ただしく 「大丈夫ですよ」 「先生を呼んで!」 とバタバタして赤ちゃんの周りに助産師が集まって何かしているのだけは見えた。