監獄学園にやってきたクズな大罪人は、男ぎらいな次席看守さまを落としたい。



 景依にキスすると、顔の赤みが増した。

 ほんと、かわいすぎて何回でもキスしたくなる。




「う、うまくって、そんなかんたんに…んっ」


「できるって、俺と首席さまだぞ?」


「ちょっと待ってっ、はなしてるとちゅうで…んんっ」


「景依のその顔見て止まるとかむり」




 そう言ってキスに集中すると、あっという間にとろけきったかわいすぎる景依が出来上がる。

 顔はまっかで、目はとろとろ。その熱のこもった視線は、もっと、とさそってるようにしか見えない。

 俺は体の力が抜けた景依を抱き留めて、景依への気持ちがたっぷりとこもった声をその耳に注ぎこむ。




「景依、愛してる」


「っ…」