いつもよりテンションが高くて明るい美結ちゃんに笑みがこぼれる。
実は美結ちゃんもわたしと一緒にメイドをしてくれることになっていて、正直とても心強い。
わたしの不安を見かねた美結ちゃんがメイド役にと名乗り出てくれて、わたしはとても感動していたんだっけ……。
「きょ、今日は頑張ろうね……! メイド!」
「ふふっ、うん。てか彩夏、朝から緊張しすぎ」
「だ、だってぇ〜〜、わたしは本来は裏方が似合うような人間で、……メイドなんて絶対に務まらな、」
「はいそこまでー。自虐はよくありませんよ彩夏さーん?」
わたしの唇に人差し指を添えた美結ちゃん。
こういうところが、本当に大好き。
なんて、わたしがこんなことを思っているの、美結ちゃんは気づいていないんだろうなぁ……。
「…ありがと、美結ちゃん。わたし、自信持って頑張ってみる」
「うん! その意気だよ彩夏!」



