「……っな、なんで笑うの! わたしは心配して言ってる、」
「あやちゃん、おれのこと心配してくれてたんだよね。……っふ、笑ってごめん。くくくっ」
「あ! 〜〜…また笑ったぁ」
隣で肩を小さく震わせて、楽しげに笑う麗仁くん。
わたしはその横で、まぁ麗仁くんの明るい笑顔が見られるならいっか、なんてことを思っちゃってる。
……ほんとわたしって、麗仁くんには敵わない。
「大丈夫だよあやちゃん。おれ、バッチリ仕上げてくるから」
ポンポン、と2度3度頭を優しく撫でられる。
わたしを見つめる麗仁くんの瞳は、何だかとても優しくて、胸がキュッ…と狭くなった。
「た、楽しみにしてるね(?)」
少しの不安と、今日の楽しみを思い浮かべながら、わたしは笑顔で頷いた。
𓆸 𓆸
「彩夏おはよーうっ!」
「あ、美結ちゃん。ふふ、おはよう」



