―月曜日―
「絃〜おはよー!」
「小麦!おはよー!」
「この前のパンケーキ、どうだった?」
「すっごく美味しかったよ!今度一緒に行こうよ!」
「うん!それで、進は?どうだった?」
「進くん、は、、うん、べつに……」
「そっかそっか。そろそろチャイム鳴るし、またね」
またね、と手を振って、自分の席に座る。斜め前に座る進くんは同じ部活の子と話してて、こっちを向くことはなさそう。
答えは決めた。悠の考えも、律先生の考えも聞いてない。逃げなかった。自分で、答えを出した。
今日の授業は全然頭に入ってこなくて、指先が冷たくなっちゃったり、心臓の拍動が少し早くなっていたり。
緊張してるんだなぁって感じる。
放課後、教室に残っていたのは私と進くんだけ。
打ち合わせをしてたわけじゃないけど、進くんはわかるんだね。
「進くん、今いい?」
「うん。」
「絃〜おはよー!」
「小麦!おはよー!」
「この前のパンケーキ、どうだった?」
「すっごく美味しかったよ!今度一緒に行こうよ!」
「うん!それで、進は?どうだった?」
「進くん、は、、うん、べつに……」
「そっかそっか。そろそろチャイム鳴るし、またね」
またね、と手を振って、自分の席に座る。斜め前に座る進くんは同じ部活の子と話してて、こっちを向くことはなさそう。
答えは決めた。悠の考えも、律先生の考えも聞いてない。逃げなかった。自分で、答えを出した。
今日の授業は全然頭に入ってこなくて、指先が冷たくなっちゃったり、心臓の拍動が少し早くなっていたり。
緊張してるんだなぁって感じる。
放課後、教室に残っていたのは私と進くんだけ。
打ち合わせをしてたわけじゃないけど、進くんはわかるんだね。
「進くん、今いい?」
「うん。」


