悠久の絃 2

進くんが連れてきてくれたのはthe現代アートのようなカフェ。

オシャレで、落ち着いていて、でも賑やかな。

もちろんパンケーキはすっごく美味しくて、ふわっふわで口の中でとろけちゃうの。


美味しいパンケーキを堪能した後は少し気を締めてお勉強。



うぅ……なにこの式。なんでこうなるの…


私は苦手な化学に苦戦中。進くんって化学得意だったよね。



「進くん進くん、ここの式、なんでこうなるの?」


「ん?あぁ、ここは公式に入れるだけだよ。ほら、問題文読んでみて」


「あ、ほんとだ。読み飛ばしてた……」


「ふふっ、俺も、絃ちゃんに英語聞きたい。ここの問題」


「えぇと……これは今日の授業でやった文法だよ。ここの動詞を変形して、こことここを省略する。ちょっと特殊だけど……ほらね?」


「あぁ、そっか。ありがとう」





お互い一区切りついた頃には外はすっかり暗くて、そろそろいい時間だねとカフェを出た。

マンションへの帰り道、進くんはいつも一緒に歩いてくれて今日も来てくれた。