悠久の絃 2

昼休みに先生から休んでいた分のプリントをもらって、午後の授業も何事もなく終わった。



「じゃあね、絃。また明日」

「うん、ばいばい!」





律先生、何時に帰ってくるのかな。

入院してた時はわりと遅くまで病院にいた気がする。


あ……ということは、律先生が帰ってくる前に寝ちゃえば診察は無しってことかな、?

ま、恥ずかしいし、誰も積極的に診察されたいって人はいないだろうし。



ソファでゴロゴロしながら思いついた案を自画自賛しつつ、少し急ぎ気味でお風呂場へ向かった。


お風呂も夕飯も宿題も、全部律先生が帰ってくる前に終わらせられた。

まだ20時半だけどベッドに入っていよう。




まだ眠くないと思っていたけれど、ベッドに入るとまぶたが降りてくる。
目を瞑っては起き、瞑っては起きを繰り返していると玄関の鍵が開く音がした。

律先生が帰ってきたんだ。