「うん、大丈夫そうだね。何かあったらすぐに先生たちに教えるんだよ」
「はい!」
「よし、じゃあ退院おめでとう。学校は行って大丈夫だよ。また定期検診でね。お大事に」
夜星先生から退院許可をもらい、ついに病院の外へ出た。
律先生は私を家に送ったあとまた病院に戻るとの事で、マンションの部屋に入るのは結局私一人。
久しぶりの鍵を開ける感覚に興奮しつつ、ドアを開けた瞬間うちの匂いがして気分は最高潮。
「ただいま!」
誰もいないとわかっているけど、やっぱり言いたくなる。
リビングは律先生の生活の様子が伺えて笑みがこぼれる。
さ、掃除と片付けやっちゃおう。
しばらくは無理しないでね、と律先生や夜星先生に言われたけど、一度始めたら最後までやりたくなってしまって……
「ふぅ…」
結局、掃除と片付け、洗濯、ゴミまとめ、夕飯準備にお弁当の作り置きといつも悠と分担する家事を一人で終えてしまった。
帰ってからかかりっぱなしだった私のエンジンもそろそろ切れてしまいそうで、リビングのソファに横になった。
ちょっとだけ、寝るだけだから。
「はい!」
「よし、じゃあ退院おめでとう。学校は行って大丈夫だよ。また定期検診でね。お大事に」
夜星先生から退院許可をもらい、ついに病院の外へ出た。
律先生は私を家に送ったあとまた病院に戻るとの事で、マンションの部屋に入るのは結局私一人。
久しぶりの鍵を開ける感覚に興奮しつつ、ドアを開けた瞬間うちの匂いがして気分は最高潮。
「ただいま!」
誰もいないとわかっているけど、やっぱり言いたくなる。
リビングは律先生の生活の様子が伺えて笑みがこぼれる。
さ、掃除と片付けやっちゃおう。
しばらくは無理しないでね、と律先生や夜星先生に言われたけど、一度始めたら最後までやりたくなってしまって……
「ふぅ…」
結局、掃除と片付け、洗濯、ゴミまとめ、夕飯準備にお弁当の作り置きといつも悠と分担する家事を一人で終えてしまった。
帰ってからかかりっぱなしだった私のエンジンもそろそろ切れてしまいそうで、リビングのソファに横になった。
ちょっとだけ、寝るだけだから。


