―翌日


律「よーし、絃ちゃん、今から眠くなるお薬入れるから、それに任せて眠っちゃいな」



律先生も夜星先生もどっちがどっちかわからない見た目だけど、声で何となくわかる。


律先生の声が聞こえて30秒くらいすると、徐々に意識がふわふわしてきて飲み込まれる感じがした。

白くて暗い。柔らかいものに包まれる感覚がした。



夜星「大丈夫そうです。始めましょう」


律「カテーテル入れます。―――」