悠久の絃 2

〜絃side〜


―コンコンコン



お昼すぎ、少し眠たくなってきた頃に病室の空気が震えた。


入るね〜と優しい夜星先生の声の後に、懐かしい声が聞こえた。



律「絃ちゃん!久しぶり!」



「律先生!!」



律「今付けてるホルター外して、心エコーやってもいい?」



「いいのかな、?夜星先生、」



夜星「うん。大丈夫だよ。律先生にやってもらおうか」



律「お、いいの?じゃ、お言葉に甘えて」




上のボタン外して見せてもらってもいい?と、機械をセットしながらこちらの目を見つめてくる律先生。


上、外すの?え、胸、見えちゃうよね、、?


昨日のこのシールを貼る時はこのちゃんと夜星先生だったからまだよかった。でも、今は男性三人。


ちょ、ちょっと待って。