悠久の絃 2

それでもやっぱり治まらなくて、ナースコールを押すとすぐに看護師さんと、悠が来てくれた。



悠は私が握っていたリリーバーを見て

「苦しいね。一回起こすよ。心臓は?」


と悠じゃなくて悠先生に。


「しんぞ、痛い。っ、ひゅ、痛いの、苦し、!」


「痛いか、、ちょっとごめんね」



ピタッとくっつくステートに鳥肌が立ちつつ、少しずつ、息が吸えるようになってきた。


「深呼吸上手だよ。そのままできる?ゆっくり、吸って、、、吐いて、、、吸って」



いつの間にか回した右手で背中をさすってくれて、左手は私の手を握ってくれている。


「こういうの前にもあった?」


「ふぅ、ふぅ、っひゅ、前も、あったけど、っく、こんなに痛いの、初めて」


「そうかぁ。痛みが強かったのか。今日もう一つ検査して、夜には検査結果揃うから原因見つけられると思う。
もう少しだからね。大丈夫だよ。」


「ん、ひゅぅ、わたしの心臓、止まらない?大丈夫、なの?」


「大丈夫。大丈夫だよ。僕もいるから。すぐに来れるから。」




もう少しここにいて、と悠のスクラブを握って悠に寄りかかった。

まだ早いからもう一度寝な、って体を横に戻されて、私が寝付くまで横で手を握ってくれていた。