悠久の絃 2

「いと!?どうした?苦しいね、落ち着ける?腕は持っててあげるから、息を吐く方に集中しようか。
そう、上手だよ。僕はここにいるからね。怖かったね。ゆっくりでいいからね。

落ち着けたかな。ああ、まだ手が硬いね。大丈夫、僕はそばにいるよ」


悠だ。悠が来てくれた。
ずっと怖くて苦しかったから、悠と離れたくなくて、悠の左腕をギュッと握った。


「いと、苦しかったね。怖かったね。すぐに来てあげられなくてごめんね。もう大丈夫だよ。僕が隣にいるからね」


お茶入れようか、って悠が立ち上がったから、私も一緒に立って、悠のシャツを掴んだ。


悠のはレモンティー。私にははちみつホットミルクを入れてくれた。

「ソファ行こうか。無理にお話しなくてもいいからね。ゆっくり、いとと僕が落ち着くまで隣にいよう」