悠久の絃 2

車を走らせてからすぐはテンポ良くおしゃべりをしていたが、だんだんと声が小さくぽつぽつとした話し方になっていった。
眠いのだろう。昨日の夜もソワソワして何度もリビングに顔を出していた。

「いと、眠いんでしょ?まだ1時間以上かかるから寝てていいよ」


流していた音楽の音量も小さくすると、すぐに寝息が聞こえてきた。


今月は誕生日もあるし、年末の仕事を前倒しして今年もパーティーを計画している。
大学の時からイツメンで定期的にご飯を食べる謎の会も続いているし、今年こそをプレゼントをちゃんと渡したい。

そのためには来週の健診も頑張って欲しいんだけど、と助手席の寝顔を横目にアクセルを踏んだ。