悠久の絃 2

あれだけ長身の2人だ。早瀬先生の墓はすぐに見つかった。

「兄ちゃん、」


「おお!悠!来たのか!」


「うん。葉末さんに行って欲しいって頼まれてね。」


「悠先生、久しぶりだな。元気か?」


「院長先生、お久しぶりです。はい。毎日元気に働いてますよ。」


3人で墓を掃除して、線香をあげた。

早瀬先生、貴方の娘さんは、強く、優しく、暖かく、人と人を繋ぐ絃のような子に育っていますよ。安心して見守っていてください。




車に戻って手紙を2人に渡すと、兄ちゃんたちは空港に向かうらしい。
そういえば今日帰国だと、今思い出した。

そろそろ学校が終わる時間だし、迎えに行って買い物でもして帰るか。