「絃ちゃん、そろそろ帰ろうよ。もう20時過ぎる。」


「もうそんな時間か、、、そうだね、帰ろうか。」



荷物をまとめてお会計をし、外へ出た。

「うぅ〜、寒、、もう冬だね。」


「そうだね。俺のカイロまだ温かいからあげるよ」


「でも、それだと進くんが寒いでしょ。」


「俺は大丈夫。風邪ひいたらまた赤城先生に怒られるでしょ?」


「うっ、、ありがとう。」


「どういたしまして。家まで送るよ。」




隣を歩いてくれる進くん。

改めて見るとすごく大きくなってる。初めて会った時は病院だっけ?160cmくらいだと思ってたのに、今はもう180cmくらいあるのかな。

いいな〜私ももっと大きくなりたい、、、



気づくと、もうマンションのエントランスに来ていた。
そしてそこには、