悠久の絃 2

「はい、どーぞ」


グツグツと音をならす鍋が目の前に出た。

火をつけ、さらに加熱して、肉に火を通す。




「そろそろいいんじゃない?」


「そうだね。」


僕は野菜と肉を少しづつ取り、その小皿をいとに渡した。


ありがと、と言ってゆっくりと箸を進めている。


美味しい、といとの声を聞き、僕達3人も食べ始めた。

最初はいとの事を気にしていたが、徐々に話が盛り上がってきた。

いとの話から小児の話になり、それからオペの話、病院全体の話、さらには日本の医療体制へとすごく広い話になっている。


この人たち、シラフだよね、、?