思い返せば、ちょっと距離を取っている感じはあった。
この前は熱が出てたから甘えてくれてたのかな。もしかして、名前を呼んでくれなくなるとかある、?

いや待て、反抗期だからと言って食事を避けるって何だ。


1人で悶々としていると、

「完敗〜」

と言いながら夜星先生が戻ってきた。


「すみません。点滴、僕がいれてきます。」

「俺も行くよ。喧嘩されたら困るし。」

「しないですよ!」