悠久の絃 2

すごく熱い手を握ると、キュッと握り返してくれた。


っっ!

「悠先生、大丈夫?」


声をかけたけど、悠先生はまだ目を閉じていた。



そのまま手を握っていると、ベッドの横で座りながら寝落ちしてしまった。