悠久の絃 2

しばらくデスクに突っ伏していると、回収隊がやって来た。

「夏くんお待たせ。どこ?」

「夜星先生、上宮先生!あそこです、パソコンの、デスクのとこです。」



足音が聞こえてきて、体を起こそうとしたけど、顔を上げるのが精一杯だった。


「ありゃ、お顔が真っ赤。これは点滴入れた方がいいね。
夏くん、輸液持ってきて。」

「はい!」



休憩室に寝かされ、右腕に点滴が入れられた。