「それでねっ、唯都様わたしが初めての交換相手だって教えてくれてっ……! ほんと、昨日は夢みたいだったよ……。」
……これは、やっぱり確定かもしれない。
つまり二人は、両想い……?
でもここで私が口を出すのは野暮だ。野暮すぎる。
恋っていうのは自分で気付かなきゃ意味ないもんねっ……。
けども、二人が結ばれるまでには相当な時間がかかりそうだなぁ……あはは。
光莉ちゃんは古夜君と話せるだけで嬉しそうにするからそれでいっぱいいっぱいだろうし、古夜君は古夜君で鈍感みたい。
見ている側としてはじれったい気持ちだけど……ここは我慢だ、我慢。
そう自分に言い聞かせ、一人うんうんと頷く。
その時だった、光莉ちゃんが思い出したように声をあげたのは。
「あっ、そうだ桃香ちゃん。さっきね、黒峰君が桃香ちゃんのこと探してたみたいだったよ?」
「え、そうなのっ?」
「うん。すっごく急いでたみたいだったから、黒峰君に会ってみたほうがいいかも。」
な、何だろ……。
いつもは何か用があればスマホに連絡してくるのに……ていうか、急いでたって……。
……これは、やっぱり確定かもしれない。
つまり二人は、両想い……?
でもここで私が口を出すのは野暮だ。野暮すぎる。
恋っていうのは自分で気付かなきゃ意味ないもんねっ……。
けども、二人が結ばれるまでには相当な時間がかかりそうだなぁ……あはは。
光莉ちゃんは古夜君と話せるだけで嬉しそうにするからそれでいっぱいいっぱいだろうし、古夜君は古夜君で鈍感みたい。
見ている側としてはじれったい気持ちだけど……ここは我慢だ、我慢。
そう自分に言い聞かせ、一人うんうんと頷く。
その時だった、光莉ちゃんが思い出したように声をあげたのは。
「あっ、そうだ桃香ちゃん。さっきね、黒峰君が桃香ちゃんのこと探してたみたいだったよ?」
「え、そうなのっ?」
「うん。すっごく急いでたみたいだったから、黒峰君に会ってみたほうがいいかも。」
な、何だろ……。
いつもは何か用があればスマホに連絡してくるのに……ていうか、急いでたって……。

