なので光莉ちゃんと桃香ちゃんがすれ違うシーンはとても心苦しく、早く仲直りさせてあげたい……!という気持ちでいっぱいでした。もっと早く仲直りさせてあげればよかったね、ごめんね。

 ちょっとだけ雑談として入れておくと、このお話は社会の授業中に思いついたんですよね。“独占禁止法”ってあるじゃないですか、公民で。あれです。

 ざっとプロットを立てて、友達に名前を考えてもらって……このお話の基盤が誕生したんです。

 途中で更新が止まったり、また別の作品に浮気したりしましたが、野いちご大賞に間に合わないと焦ってやっと完結させられました。

 思いの外長い文章になってしまって、自分でも驚いています。(笑)

 本当はもう少し早めに、そして短めにする予定だったんですが……書きたいシーンが多すぎてこうなってしまいました、楽しかったです。

 三角関係って結構難しかったんですけど、最終的にはハッピーエンドになってとても満足です。桃香ちゃんと黒峰君、末永く仲良くしてくれ。光莉ちゃんと唯都君も幸せになってくれ。嶺緒君に幸あれ!