好きな人、かぁ……とてもいい響き。
頬が緩みっぱなしになり、慌ててはっと我に返って頬を叩く。
私はもう一個、黒峰君に聞きたい事がある。それを聞かなきゃ……ちょっとすっきりしない。
「ね、黒峰君。」
「ん?」
「どうして、私のことを好きになってくれたの?」
『春宮のことが好きだ、付き合ってくれ。』
2年生に上がってすぐだった、ド直球過ぎる告白をまだ覚えている。
今まで接点なんてなかった。それなのにどうして好きになってくれたのかが気になって仕方ない。
率直に、そんな疑問を口に出す。
「……それは、春宮が俺を助けてくれたからだ。」
「へ?」
そして、返ってきたのはその言葉で。
たす、けた……とは?
身に覚えがなさすぎて素っ頓狂な声が出る。
だけど黒峰君は気にする事もなく、淡々と話を続けた。
「覚えてないか? 1年の時の春休み、ちっさなその体で俺を守ってくれた事。」
「…………あっ、え? あ、あれ黒峰君だったの……!?」
「やっぱ気付いてなかったか。」
頬が緩みっぱなしになり、慌ててはっと我に返って頬を叩く。
私はもう一個、黒峰君に聞きたい事がある。それを聞かなきゃ……ちょっとすっきりしない。
「ね、黒峰君。」
「ん?」
「どうして、私のことを好きになってくれたの?」
『春宮のことが好きだ、付き合ってくれ。』
2年生に上がってすぐだった、ド直球過ぎる告白をまだ覚えている。
今まで接点なんてなかった。それなのにどうして好きになってくれたのかが気になって仕方ない。
率直に、そんな疑問を口に出す。
「……それは、春宮が俺を助けてくれたからだ。」
「へ?」
そして、返ってきたのはその言葉で。
たす、けた……とは?
身に覚えがなさすぎて素っ頓狂な声が出る。
だけど黒峰君は気にする事もなく、淡々と話を続けた。
「覚えてないか? 1年の時の春休み、ちっさなその体で俺を守ってくれた事。」
「…………あっ、え? あ、あれ黒峰君だったの……!?」
「やっぱ気付いてなかったか。」

