黒峰くん、独占禁止。

 その瞬間光莉ちゃんの顔がぼぼっと熱を持ち、プレゼントで顔を隠した。

「……うぅっ、まさか唯都様から言われちゃったなんて……。桃香ちゃんには自分から言いたかったのに……っ。」

「あはは、ごめんね。私だって急に言われたものだからびっくりしたのなんの。」

 タイミングがタイミングだったから余計に驚いたし、余韻に浸る暇もなかった。

 もしかしたら古夜君がその場凌ぎの為に嘘を吐いた……かもしれないと考えちゃったけど、光莉ちゃんを見るに本当らしい。

 今も恥ずかしそうな、嬉しそうな表情で私を見てくる光莉ちゃんに愛おしさが溢れた。

 ……ほんと、可愛いなぁ。

「それで、どっちから告白したの? やっぱり光莉ちゃん?」

「……うーん、どっちも?」

「と言いますと?」

「告白したのは、この前桃香ちゃんと遊びに行った帰り道で……こんな機会を逃すわけにはいかないと思って、告白しようとしたら……唯都様と喋るタイミングが被っちゃって。」

「ほうほう。」

「でね……唯都様から先に言わせてほしいってお願いされたから、うんって返事したら……す、好きって、言われちゃったの……。」