そうしていると、おもむろに光莉ちゃんの凛とした声が部屋に響いた。
「でも、わたしは桃香ちゃんとずっと仲良くしていたい。このまますれ違ったままなんて嫌、話したいって……思ったの。だから今日、桃香ちゃんが来てくれて本当に良かった。」
ありがとう、そうやってはにかまれる。
そんな……お礼なんて、むしろ私がするほうなのに……。
「わたしも本当に、ごめんなさい。桃香ちゃんのこと、避けちゃダメなのに避けちゃってた。」
「光莉ちゃんが謝る事じゃ……」
「ううん、わたしが謝るべきなの。桃香ちゃんの気持ちを考えずに言っちゃったのが悪いんだし、わたしのせいだよ。怒っていいよ、桃香ちゃん。」
……怒れるわけ、ないじゃん。
真剣な眼差しの光莉ちゃんは、本気に見える。本気で怒っていいよって言ってるんだ。
だけどそんなの、できるはずがない。……したくないよ。
「怒れないよ、私は。」
私に光莉ちゃんを怒る権利なんて、ないよ。
心を落ち着けて口にすると、光莉ちゃんは言葉に困った様子で一瞬たじろぎを見せた。
「でも、わたしは桃香ちゃんとずっと仲良くしていたい。このまますれ違ったままなんて嫌、話したいって……思ったの。だから今日、桃香ちゃんが来てくれて本当に良かった。」
ありがとう、そうやってはにかまれる。
そんな……お礼なんて、むしろ私がするほうなのに……。
「わたしも本当に、ごめんなさい。桃香ちゃんのこと、避けちゃダメなのに避けちゃってた。」
「光莉ちゃんが謝る事じゃ……」
「ううん、わたしが謝るべきなの。桃香ちゃんの気持ちを考えずに言っちゃったのが悪いんだし、わたしのせいだよ。怒っていいよ、桃香ちゃん。」
……怒れるわけ、ないじゃん。
真剣な眼差しの光莉ちゃんは、本気に見える。本気で怒っていいよって言ってるんだ。
だけどそんなの、できるはずがない。……したくないよ。
「怒れないよ、私は。」
私に光莉ちゃんを怒る権利なんて、ないよ。
心を落ち着けて口にすると、光莉ちゃんは言葉に困った様子で一瞬たじろぎを見せた。

