確か来たばっかりの時も、灰色だーって嘆いたっけ。可愛くないなぁ……って思っちゃった気がする。
最近こそは気になっていなかったけど、ふと思い出すと懐かしくなった。
ごろんと寝返りを打つと、そのタイミングで嶺緒君から可愛らしい了解スタンプが送られてきた。
音声付きのスタンプで、スマホからは《りょーかいです!》と無邪気な声が流れる。
それを聞き流して、私は何気なく目を瞑った。
全部、夢だったらいいのに。
私が黒峰君のことを好きだって事や、真冬さんに嫉妬してしまっている事。
それらが夢で片付けられたらどれほど良かっただろうか。
そうすれば、傷つかずに済む。
黒峰君のことだって、考えなくてもいいのに……。
……うぅん、苦しい。
意識が段々戻ってきた時に思ったのは、それだった。
いつの間にか寝落ちてしまったようで、瞼が凄く重い。
だけどそれに気付いた瞬間、何か大きなものに抱き着かれていると分かった。手足の自由が利かないのがその証拠。
夢の中で大きな兎に抱きしめられたのは何となく覚えていて、その夢の延長なのかと疑う。
最近こそは気になっていなかったけど、ふと思い出すと懐かしくなった。
ごろんと寝返りを打つと、そのタイミングで嶺緒君から可愛らしい了解スタンプが送られてきた。
音声付きのスタンプで、スマホからは《りょーかいです!》と無邪気な声が流れる。
それを聞き流して、私は何気なく目を瞑った。
全部、夢だったらいいのに。
私が黒峰君のことを好きだって事や、真冬さんに嫉妬してしまっている事。
それらが夢で片付けられたらどれほど良かっただろうか。
そうすれば、傷つかずに済む。
黒峰君のことだって、考えなくてもいいのに……。
……うぅん、苦しい。
意識が段々戻ってきた時に思ったのは、それだった。
いつの間にか寝落ちてしまったようで、瞼が凄く重い。
だけどそれに気付いた瞬間、何か大きなものに抱き着かれていると分かった。手足の自由が利かないのがその証拠。
夢の中で大きな兎に抱きしめられたのは何となく覚えていて、その夢の延長なのかと疑う。

