真冬さんに言われたじゃん。もう近付かないでって、やめてって。
……想うのは、ダメなのに。
「っ、ぇ……。」
プルルルッと、静かな保健室にコール音が一つ。
もちろん私のスマホから鳴っているもので、1コール2コールと重ねられていく。
こんな時間に誰だろう……今授業中じゃ……。
交友関係が少ない私にとって、相手は予想できそうだけど。
光莉ちゃんにはきつい言葉を言ってしまったし、嶺緒君は真面目に授業を受けるタイプ。家族から連絡が来るとも考えにくい。
だと、したら。
《春宮?》
「……黒峰、くん。」
私にわざわざ電話をくれる相手なんて、一人しか浮かばなかった。
ほとんど流れのように応答を押し、スマホを耳に押し付ける。
途端聞こえたのは黒峰君の心配するような声で、ドキッと心臓が高鳴った。
それでも……嬉しい気持ちと同時に、苦しい気持ちも感じる。
《保健室で休んでいると聞いて……大丈夫なのか? どこか体調が悪いのか?》
純粋に心配してくれている様子の黒峰君。きっと電話の向こうでは不安な表情をしているんだろう。
……想うのは、ダメなのに。
「っ、ぇ……。」
プルルルッと、静かな保健室にコール音が一つ。
もちろん私のスマホから鳴っているもので、1コール2コールと重ねられていく。
こんな時間に誰だろう……今授業中じゃ……。
交友関係が少ない私にとって、相手は予想できそうだけど。
光莉ちゃんにはきつい言葉を言ってしまったし、嶺緒君は真面目に授業を受けるタイプ。家族から連絡が来るとも考えにくい。
だと、したら。
《春宮?》
「……黒峰、くん。」
私にわざわざ電話をくれる相手なんて、一人しか浮かばなかった。
ほとんど流れのように応答を押し、スマホを耳に押し付ける。
途端聞こえたのは黒峰君の心配するような声で、ドキッと心臓が高鳴った。
それでも……嬉しい気持ちと同時に、苦しい気持ちも感じる。
《保健室で休んでいると聞いて……大丈夫なのか? どこか体調が悪いのか?》
純粋に心配してくれている様子の黒峰君。きっと電話の向こうでは不安な表情をしているんだろう。

