ぴしゃりと言い放たれた言葉に、心臓が嫌な音ばかりを立てる。
……真冬さんは、本当に黒峰君のことが好きなんだ。
一目見て分かるその事実に、私じゃ無理だと萎縮する。
「それじゃあ、一旦戻るね。桃香さんも早めに戻ったほうがいいよ。」
「真冬さん。」
「ん?」
屋上を出て行こうと踵を返した彼女に、そう声をかける。
不思議そうな表情を浮かべている真冬さんに私は、ずっと抱いていた疑問をぶつけた。
「……あなたは、黒峰君の彼女、なの?」
思ったよりも声が震えて、頼りない声色になる。
それでも視線は外さず、まっすぐ真冬さんを見据えた。
その熱量が伝わったのか、やれやれと言った様子で首を傾げた真冬さんは。
「っ……!? いっ……。」
「夜風はわたしの元彼。わたしは夜風のこと、誰よりも好きだったのにある日一方的に振られたの。……おかしいと思うでしょう?」
「ま、ふゆ、さんっ……。」
「このわたしを振るなんて、どうかしてるの。絶対わたしのこと好きでいるはずなのに……だから、あなたに近付いてほしくないの。」
……真冬さんは、本当に黒峰君のことが好きなんだ。
一目見て分かるその事実に、私じゃ無理だと萎縮する。
「それじゃあ、一旦戻るね。桃香さんも早めに戻ったほうがいいよ。」
「真冬さん。」
「ん?」
屋上を出て行こうと踵を返した彼女に、そう声をかける。
不思議そうな表情を浮かべている真冬さんに私は、ずっと抱いていた疑問をぶつけた。
「……あなたは、黒峰君の彼女、なの?」
思ったよりも声が震えて、頼りない声色になる。
それでも視線は外さず、まっすぐ真冬さんを見据えた。
その熱量が伝わったのか、やれやれと言った様子で首を傾げた真冬さんは。
「っ……!? いっ……。」
「夜風はわたしの元彼。わたしは夜風のこと、誰よりも好きだったのにある日一方的に振られたの。……おかしいと思うでしょう?」
「ま、ふゆ、さんっ……。」
「このわたしを振るなんて、どうかしてるの。絶対わたしのこと好きでいるはずなのに……だから、あなたに近付いてほしくないの。」

