ううん、そこは私も心配していない。
杏珠もお母さんもしっかり者だから、きっと本当に大丈夫なんだろう。
それに、お父さん元気になってくれて良かった……。
お父さんは昔から、ガラの悪いお友達と強制的に付き合わされていて、度々迷惑をかけられていた。
お金を奪われ、弄びの標的にされ、断る術も持っていなかったらしい。
結婚してからもなかなか縁は切れず、つい数年前までお金と私たちの安泰の為に必死に働いてくれていた。
でも、あまりにも無理をしすぎたせいで一時期体を壊してしまっていたんだ。
だから杏珠の言葉が嬉しい。私の行動は間違ってなかったんだって思えるから。
《だけどお姉ちゃんは、大丈夫なの?》
「え? 全然大丈夫! 困った事とかもないしさ。」
《……そ、そうじゃなくって――》
圓光寺さんに、好き勝手されてない……?
そんな、純粋な疑問が聞こえた。
……っ、ダメだよね。言えないや。
杏珠は心配してくれているけど、杏珠にこれ以上の心配はかけられない。
まだ中学生の杏珠に自分の情けない悩みは、打ち明けられるはずもなかった。
杏珠もお母さんもしっかり者だから、きっと本当に大丈夫なんだろう。
それに、お父さん元気になってくれて良かった……。
お父さんは昔から、ガラの悪いお友達と強制的に付き合わされていて、度々迷惑をかけられていた。
お金を奪われ、弄びの標的にされ、断る術も持っていなかったらしい。
結婚してからもなかなか縁は切れず、つい数年前までお金と私たちの安泰の為に必死に働いてくれていた。
でも、あまりにも無理をしすぎたせいで一時期体を壊してしまっていたんだ。
だから杏珠の言葉が嬉しい。私の行動は間違ってなかったんだって思えるから。
《だけどお姉ちゃんは、大丈夫なの?》
「え? 全然大丈夫! 困った事とかもないしさ。」
《……そ、そうじゃなくって――》
圓光寺さんに、好き勝手されてない……?
そんな、純粋な疑問が聞こえた。
……っ、ダメだよね。言えないや。
杏珠は心配してくれているけど、杏珠にこれ以上の心配はかけられない。
まだ中学生の杏珠に自分の情けない悩みは、打ち明けられるはずもなかった。

