黒峰夜風、白布武高校の2年生。
暗闇をも飲み込みそうな更に濃い漆黒の髪、三日月のように鋭く綺麗な瞳。
目鼻立ちは誰が見ても整っていると思うし、薄い唇のくせにやけに色っぽい。
いつも纏っているハーバルの香りは、香水だろうに自分のものにしているみたいで。
そしてモデル体型の持ち主だから、誰もがほうっと見惚れてしまう。
……でも、あんまり授業は真面目に受けていないよう。
留年の危機は一応回避しているらしいけど、それでも授業は大事なものだから心配にはなる。
って言ったって、やっぱりどうにもならないのは明白だけど。
黒峰君があーやって私に執着しだしたのは、2年生に上がってすぐの事だった。
『春宮のことが好きだ、付き合ってくれ。』
始業式の日の放課後、いきなり呼び出されたかと思ったらド直球な告白をされて。
『ごめんなさい。それは……無理です。』
ほんとに無理だったから、できるだけ丁寧に断った。
その告白も信じてはいなかったし、どうせ罰ゲームか何かだろうって思っていた。
暗闇をも飲み込みそうな更に濃い漆黒の髪、三日月のように鋭く綺麗な瞳。
目鼻立ちは誰が見ても整っていると思うし、薄い唇のくせにやけに色っぽい。
いつも纏っているハーバルの香りは、香水だろうに自分のものにしているみたいで。
そしてモデル体型の持ち主だから、誰もがほうっと見惚れてしまう。
……でも、あんまり授業は真面目に受けていないよう。
留年の危機は一応回避しているらしいけど、それでも授業は大事なものだから心配にはなる。
って言ったって、やっぱりどうにもならないのは明白だけど。
黒峰君があーやって私に執着しだしたのは、2年生に上がってすぐの事だった。
『春宮のことが好きだ、付き合ってくれ。』
始業式の日の放課後、いきなり呼び出されたかと思ったらド直球な告白をされて。
『ごめんなさい。それは……無理です。』
ほんとに無理だったから、できるだけ丁寧に断った。
その告白も信じてはいなかったし、どうせ罰ゲームか何かだろうって思っていた。

