その後無事にある親子の家庭に迎え入れられ、しばらくは幸せな生活を送っていた。
けれどもその家の子供は古夜君のことをよく思っておらず、ある事ない事を親に伝えたらしい。
……結果、自分の子供の言う事を信じた家主は古夜君にきつく当たるようになった。
そして最終的に、家にいるのが嫌になって最低限の荷物だけ持って家出したらしく。
その時偶然出会った嶺緒君に気に入られ、拾われて今に至る……と。
「……本当にこんな事、私に話して良かったの?」
「そもそも、お前くらいしか話せねーだろ。嶺緒絡みの話なんか。」
いや、まぁそうなんだけど。
こんなデリケートな話ってあまりしないほうがいいと勝手に思っていたから、少し戸惑ってしまう。
当の本人は本当に何とも思ってなさそうだけど……うーん、複雑だ。
「……もう一回、忠告しとくぞ。」
あれやこれやと悩んでいる私に、いきなり神妙な声でそう言ってきた古夜君。
一瞬だけ何の事かと首を傾げかけたけど、はっと言葉が戻ってきた。
『嶺緒を好きになんなよ。あいつは、信じたくねーほどの悪魔だ。』
けれどもその家の子供は古夜君のことをよく思っておらず、ある事ない事を親に伝えたらしい。
……結果、自分の子供の言う事を信じた家主は古夜君にきつく当たるようになった。
そして最終的に、家にいるのが嫌になって最低限の荷物だけ持って家出したらしく。
その時偶然出会った嶺緒君に気に入られ、拾われて今に至る……と。
「……本当にこんな事、私に話して良かったの?」
「そもそも、お前くらいしか話せねーだろ。嶺緒絡みの話なんか。」
いや、まぁそうなんだけど。
こんなデリケートな話ってあまりしないほうがいいと勝手に思っていたから、少し戸惑ってしまう。
当の本人は本当に何とも思ってなさそうだけど……うーん、複雑だ。
「……もう一回、忠告しとくぞ。」
あれやこれやと悩んでいる私に、いきなり神妙な声でそう言ってきた古夜君。
一瞬だけ何の事かと首を傾げかけたけど、はっと言葉が戻ってきた。
『嶺緒を好きになんなよ。あいつは、信じたくねーほどの悪魔だ。』

