――愛花ちゃんは、成績3位だし。そろそろ、生徒会入りが決まっている頃かなあ。


 私が柳瀬さんとのんびり昼食をとっていると、校内放送がかかった。


「1年A組月乃愛花さん、1年C組黒瀬百佳さん、生徒会室までお越しください。」


――ん?


 今、私が呼ばれたような?

 一瞬、『断罪』の2文字が頭をよぎったけれど。いくらなんでも、早すぎる。というか、まだ何もしていない。

 私は嫌な予感を抱えながら、生徒会室に向かった。