─animaTane─ドレミ

子猫はそれでも同じく、みゃあ、と鳴き声を上げた。ミカエルは「うん。みゃあ。みゃあか」と目前の小さな命の名前をみゃあと名付けた。


みゃあはキャサリンにもすり寄るが当然、応答はない。ミカエルはみゃあに「この人は僕のママ。今は疲れて眠りについているんだ」とみゃあに説明して、「みゃあ、キミのママは?」と聞く。しかし、みゃあは意味がわからないのか、みゃっ?と鳴くとミカエルに顔を刷り寄せて来た。


夕暮れが夕闇になり、闇夜になると外気は冷え込んだ。みゃあはまだそこにいたし、キャサリンは目覚めない。

ミカエルのお腹が鳴った。「お腹すいたね。みゃあ。でも、残念だけど僕は何も持っていないんだ」とみゃあに言い、「寒い」と身体を震わせた。もうこの頃にはキャサリンの体温はなく、死後硬直が始まっていた。