─animaTane─ドレミ

メリサが神父様に乱暴をされたことは6歳のミカエルにでもわかる。なぜ、そんなことを?疑問はあったが、それはすぐに神父様の口から答えが出る。


「メリサは魔女なんだ。私はこの目でメリサが不思議な力を使い、飛べない鳥を助け、一瞬のうちに治癒させたのを見た。これはこの農村のためにも委員会に告発して異端審問にかけなければならない」


神父様がそう言うとレイリーは「メリサは魔女じゃない」と述べ、どんどん近づく神父様に恐怖した。しかし、とうとう棒切れは奪われ、レイリーは片手で弾き飛ばされた。目前に神父様が見下ろす。ミカエルは震えるメリサの身体を労り、上着をメリサにかけた。神父様は「ミカエル、キミならわかるね。魔女の恐ろしさを」と言い、ミカエルは怒りにより、神父様を睨む。


「もしもメリサが魔女なら、メリサに乱暴したあなたの方が僕は魔女より危険だと思う」


神父様は優しく微笑み、「残念だ」と首をふり、メリサを守るようにしているミカエルを退けるために腕を振り上げた。その瞬間、ミカエルの身体が風を纒い、包まれる。