─animaTane─ドレミ

サンが代償により、深い眠りにつくとまたあの風景が視界に広がる。


木の木陰で青空を眺めるコトノ。


「コトノ」


コトノは名前を呼ばれるとサンの方を見て、手を振った。コトノは10歳での姿で止まってしまっている。


コトノの隣に座るサン。


「もうすぐだよ」サンは言う。それに対してコトノは「なにが?」と返す。


「コトノのいる現在を存在させられる」


サンはそう言い、「長かった」とも言った。


左手の輪を眺め、「どうやら俺に宿った力はコトノのためにあるみたいだ」とコトノに言う。


コトノは複雑な表情を見せて、「上手くいくかな?」と不安な口調で言う。


「なんで?」とすぐにサンは返すと。


心の中で、現実の出来事を見ていたコトノは時戻りついて懸念する。


「今、あなたは自身の力により疲れて眠りについてる」


「確かに」


「あの僅かな時間の時戻りによって深い眠りについているのに、8年前の事件前にあなたがもし、時戻りしたらどうなるの?」


「。。。。わからない」