─animaTane─ドレミ

孤児院の図書館に相変わらずサンはいた。サンは本棚の上部の本を取るためにはしごを使い、取ろうとすると、足を踏み外し落下した。


はずが──────────時間停止が発生した。

上部の本達は散りばめられ落下から止まり、サンもはしごからの落下から停止して、宙に浮いている。サンは体勢を整え、はしごに乗り、そして、上部の落下する本達を本棚に収納した。


冷や汗を拭うと、また左手に微かな温もりを感じて見た。あの事件の時と同じで赤色に輝いていた。


「これは。。。」


思わず、二度目の奇跡に言葉を詰まらすと「キミに与えられた力だよ」と隣に青年がいた。さっきまでいなかったはずの青年がいる。しかも近距離だ。


サンは「誰だ!?」と言い、はしごを降りると、「どうやってこんな近くまで来れた」と疑問を投げかける。


青年は「待って待って、1から説明するよ」と言い、青年は自身を「僕はロー」と指し示し、近距離にいたことに関しては「それが僕の定位置」と意味のわからないことを言っていた。


「ロー。。。この孤児院にはいない名前だ。お前、この輪と時間停止現象を知ってるのか!?」