─animaTane─ドレミ

でも、それは犯人がこの環境下を利用して犯人をでっち上げ、院長に罪を擦り付けた可能性も否定は出来ない」


「お前さ、本当に俺と同じで10歳か?」


へルメルには到底理解出来ない説明をサンは話すものだからへルメルはサンに聞いた。サンは暗がりの通路を歩きながら少し苦い顔をして、「当たり前だろ」と返す。


二人の歩はコトノの亡くなった音楽室へと向かっていた。ベタなパターンだが、現場に証拠があるかも、と思っていた。しかし、既に警察が調べた後になるので、証拠がある可能性は低く、証拠があるかもと思っているのはへルメルだけであり、サンは空振りに終わる予感を予期していた。


いざ音楽室に入ると何もなかった。二人でこの消灯の薄闇の中で証拠を見つけるのは非常に困難をきわめたし、警察が調べたあとに調べるとやはり何もないとしか言えない。


たとえ、証拠になるものがあっても押収されているだろう。


「やっぱり」サンは暗がりで辺りを見て言う。へルメルは「サン、お前、わかっていたな」と怒り気味に口を開く。


サンはへルメルに冷静に説明する。