あの頃のきみに栞を。今のきみに僕を。〜夢はきみと結婚すること〜


声の主は誠くん。


こんなボロボロの醜い私を一番見て欲しくなかった人。


「どうしたの?なんでぬれ「見ないで!」

「え、」


困惑する彼の方を見れず下を向く。


「こんな私、、見ないで」


地面には雫がポタポタ落ちる。


「ちょっと待ってて」


そう言って彼はどこかに行ってしまった。

でも待っててと言われても待てるはずがない。

消えてなくなりたい。

帰ろう。

そう思って荷物も持たず靴箱に向かう。

こんな状況で教室になんて入れない。