あの頃のきみに栞を。今のきみに僕を。〜夢はきみと結婚すること〜


私は心臓のドキドキが止まらなかった。


その仕草に。

もしかして私が水樹仁美じゃなくて土井みきだってわかっているんじゃないかってことに。


私はハッとして


「ご、ごめん」


と慌てて自分で自分の頬を拭う。


「弱いのに強がってて僕が守ってあげたくなる。僕が離れたらまた1人で泣くのかなって。それでずっとそばにいた。1人で泣いてほしくなくて。」


初めて聞いたその言葉がすごく嬉しかった。

もう嘘つかなくていいよって言ってくれているようで。


もう、ダメだ。これ以上は、、。