「彼女の両親は共働きで、どっちもすごく忙しくて、休みはほとんどなかったんだ。でも誕生日だけは休みをとって、家族で遊びに行く約束したんだって、すごい喜んでた。
でも急にどっちも仕事になっちゃって、それでもいつものように、
私は大丈夫って、お仕事頑張ってって、
笑ってた。
でもずっと部屋から出てこなかったから、僕が様子見に玄関の前まで行ったんだ。
そしたら、聞こえたんだよね。
彼女の泣いてる声が。
それに僕が引っ越すことになった時も、ずっと泣いてる僕を慰めてくれてた。
いつか会えるって、大丈夫だよって、彼女はその時も笑ってた。
でも、、その時も隠れて1人で泣いてたんだ。
僕には全く見せないのに。
1人で泣くんだよね、、彼女。」


