あの頃のきみに栞を。今のきみに僕を。〜夢はきみと結婚すること〜





彼女のいえはお金持ちだった。


お金持ちの彼女はみんなに気前がよく、よく要らないからこれあげるとか、どこどこに行ったお土産あげる、と、中学生のお小遣いではとても買えないようなものをあげていた。


それがもらえるからか周りは水樹さんの言うことを聞いていた。


そう、この子こそが私を泥棒と言ってきた人物。

だから私もよくわかる。

物をくれたら嬉しくてその子につきたくなるよね。

私も嬉しかったもん。


「誠くん一緒に帰ろう!」


と水樹さんは彼の腕をとる。