あの頃のきみに栞を。今のきみに僕を。〜夢はきみと結婚すること〜


少しずつ回復していざ働こうとしても、年齢や辞めた理由、休業期間など色々あり、給料のいい仕事にはつけず、安いところで働いて母親はパートを掛け持ちして働いていた。


お金に全く余裕がなくなった。


家も、思い出がいっぱい詰まったあのマンションから、安いポロポロの狭いアパートに引っ越した。


そこから私もみんなと遊ぶ時、着るものがいつも同じだったり、みんな喉が渇いたと言って自動販売機で好きなジュースを買っている中、私はお金がないからと我慢していた。


それが、子供の何気ない一言で全て変わった。


「お金ないの?」

「貧乏なの?」


と。